【Netflix】安藤サクラに惚れてしまったから―『100円の恋』
安藤サクラに惚れたー。
今さらながらですが、ドラマ『ゆとりですがなにか』を見た時から、女優 安藤サクラにくぎ付けになっています。はじめは、失礼ながらかわいくは見えなかった...それがふとしたタイミングで、すごくかわいく見える。
彼氏のまーくんに大しては、職場では厳しい上司、家では甘えるかわいい彼女。意図的かはわからないけれど、同じストーリーの中で見え方すら180度変えてしまうカメレオン具合に私は魅了されたのです。
同じ頃、はじめての夏フェスにいくことになり、出演者の予習をしていた時。クリープハイプの「100円の恋」という、これまた癖のある曲に出会いました。
百円の恋は、タイトルそのまま映画『100円の恋』の主題歌。その映画を、Netflixで見つけました。
底辺にいた30過ぎの引きこもりニート女性「一子」が、家族の喧嘩でついに家を出る。
働き始めた100円コンビニでは、癖のありすぎるバイトメンバーに囲まれながら、帰り道のボクシングジムで練習する男性を見ることが習慣となっている一子。
男性がボクシングを引退したのと入れ替わりに、ボクシングを始める一子。試合が終わればノーサイドっていうのに感動したみたい。殴り合うけれど、恨んでるわけじゃない。
きっと、ボクシングの試合を妹との壮絶な喧嘩に置き換えて見ていたんじゃないかなって思った。
ある機を境に、スイッチが入ってボクシングに没頭する一子。
ボクシングジムの会長は「ボクシングは自己満足の道具じゃない」っていうけれど、ひたむきな一子の思いに根負けして、プロテスト受けたり、試合を行なったり。
一子の生活は独身一人暮らしでコンビニバイトをしてボクシングをするっていうシンプルなものだからなのか、ボクシングへの努力の言い訳がない(学校とか仕事忙しいとか家庭がとか)。
日々を重ねるごとに、一子は目に見えて変わっていく。身体的なシルエットはもちろん、表情に未来が見える。これも演技で表現できるサクラちゃんがすごい。
映画の余韻で「100円の恋」情報を調べてみると、たった10日で、たるんだニートボディーからストイックプロボクサーボディーに絞ったというエピソードを聞いて、なおさら安藤サクラに惚れた。かっこよすぎる。
この映画から学ぶべきは、
- 自分の芯を貫くこと。
- 負の感情はむしろ起爆剤にして、自分の成長に生かすこと。
- きっかけはどうであれ、スイッチが入ったら、切らさないこと。(努力の言い訳を作らないこと。)
- 自分が自分のために自信を持つこと。努力の事実が自信になること。
こんなことを感じました。